娘が現在どの程度「見通し」を立てられるようになったのかを書いていきたいと思います。
繰り返される要望がストレスに
年長になったばかりの頃はしたいことがあると、こちらがなんと言っても何回も言葉に出して要求してくるのが1番のストレスでした。例えば、キャンプに行きたいと娘が思ったらそれこそ一日中ずっと「キャンプ」と言っているのでノイローゼになりそうだった。
もちろん「今日は行けない」とか、「来週の日曜日ね」と言ってもその言葉が理解できないのか、「キャンプ」と繰り返し、こちらがそれを叶えられないので大泣きしたりもしていましたね…。
こちらが泣きたくなる毎日でした。
徐々に曜日を理解するように
現在(年長11月末)まだ完璧ではないのですが、曜日は少しずつ理解してきているようで、「キャンプ」と言ってきたときに「次の日曜日ね」などと言うと、納得できるようになってきています。
きっかけはメルカリで買った「予定表」か「はらぺこあおむし」の絵本だと思います。どちらかが曜日の概念を娘に植え付けることに成長したのかも。もしくは療育園で毎日曜日を分かりやすく子供たちに伝えてくれているからかな。
「今日は何曜日」とかを完璧に理解はまだできていないのですが、「金曜日の次は何曜日?」などと聞くと「土曜日」と答えてくれることはあります(たまに間違います)。
狭いスパンの見通しは課題が残る
「キャンプ」はすぐに行けない、ということは理解しているようですが、例えば「○時になったら〜できる」と言ったことは理解がまだ難しいようです。
今日は、娘が帰宅後「ドーナツたべたい」と言うので、「じゃあ、ドーナツ買いに行こうか」と言う話をしました。その際
「3時になったらね」
とは言ったのですが、どうしても娘が我慢ができません。
「別に今行けばいいのに」という気持ちからなのか、それとも3時がわからないからか娘が「ドーナツ?」と言うたびに「だから3時にね!」と言うのに疲れて怒鳴ってしまいました。
時計が理解できるようになったら見通しが立ちやすくなるのは明白で、娘はきっと理解できる日が来るだろう、と思えるから精神的には年長春の時よりは楽ですね。
時計は現在こちらのドリルでたまに勉強しています。
○時ピッタリであれば読めるようにはなってきていますが、実際の時計を見て
「○時!」
と言えるようになるにはまだ難しそうです(興味があまりないのもあるかもしれません)。
子供はちゃんと聞いている
発達障害の子にとって見通しが立てられるかどうかってすごい重要ですよね。
娘は見通しが立たないと不安になる、というような特性は今の所ないのですが、そのような特性を持つ子のお母さんは普段から「この後〇〇するからね」などと伝えているそうです。
私もそれにならって「紅茶と入浴剤を買ってからドーナツ買いに行くからね」などと今日も話してみました。
スーパーで紅茶を買い、ドラッグストアで「入浴剤」を買った後
「次は何を買いに行く?」
と聞くと
「ドーナツ買いに行く!」
と答えてくれました。
意思疎通ができていると今でこそ思うことができますが、娘には何を言っても無駄だと思っていた時期もありました。
今であれば、意思疎通ができていないと感じていた時も娘は私の話を聞いてくれていたと思います。それを実感できないから私は積極的に娘に話すことさえあまりしなくなっていたけど(反応がないのに話すのが単純に難しいのもありました)、もっと話しかけてあげればよかったと思います。