就学までの流れ

【支援級就学予定】就学時健康診断【知能検査の内容、持ち物、流れなど】

就学までの流れ

2015年生まれ(年長)で中度知的障害(IQ39→2021.9診断)を伴う自閉スペクトラム症の娘の日常、母の愚痴、就学についてなど色々書いています。

本日「就学時健康診断」に行ってきました。あくまで我が家が住んでいる地域の、という形にはなりますが、持ち物、健康診断の内容などを詳しく書いていきますので、少しでも参考になれば嬉しいです。

就学時健康診断とは

就学時健康診断とは年長さんが就学前に行う健診のことです。特別支援学校に就学する場合は就学時健診は受ける必要はない、というのが一般的なようです。

念のため正しい意味を調べてみました。

就学時健康診断(しゅうがくじけんこうしんだん)とは、学校保健安全法第11条を根拠として、初等教育に就学する直前に行なわれる健康診断である。

就学時健診では、身体の疾患や、知的発達の度合いが検査される。健常児であれば小学校普通学級に就学するが、心身に障害があり特別な支援が必要な児童の場合、障害のある児童を対象とした就学相談を受けるよう指導される場合が多い。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

娘はこの前段階というか、年長になってすぐに「就学相談」を受けていますが、就学時健康診断で発達の遅れを指摘されて、就学相談を受けるパターンもあるのですね。

持ち物

我が家の住んでいる県の場合ですが、

  • 就学時健康診断通知書
    子供の名前、生年月日、性別、健康診断の場所や時間、持ち物などが書かれた書類
  • 就学時健康診断票(子供の名前、生年月日、住所、保護者の名前、連絡先、予防接種歴などを書く)
  • 就学時健康診断調査票(子供の名前、生年月日、住所、保護者の名前、連絡先、既往歴を書く)
  • 母子手帳
  • 筆記用具
  • マスク
  • ハンカチ・ティッシュ
  • 上履き
  • 下足用ビニール袋

個別健康診断

通常12:20集合のところ、事前に発達障害があることを伝えると個別で13:20集合に変更してくださいました。普通は子供だけで回りますが、親も一緒に回っていいとのことで安心して参加できました。

教室に案内されると2人の男の子とそのお母さん。ここに書く必要はないかもしれませんが、2人とも会話らしい会話をしていない印象を持ちました。うちの娘がまだ片言ながら言葉を発しているなという感じ。

就学時健康診断に参加しているということはおそらく「支援級(あるいは普通級)」への就学を希望されている。もしかしたらこの子たちも「支援学校判定」を受けても地域の小学校への就学を希望している、いわば「仲間」かもしれない。もしくは就学相談は受けていないけど、個別対応にしてもらうように電話した?

色々思いつつ、どんな内容も失礼になりそうで聞けないな。

家で書いてきた書類の他に「個人カード」というものを書かされる。名前、住所など簡単な内容だ。

書き終わったタイミングで先ほども案内してくれた先生が戻ってきた。

内科検診

まずは、内科検診。階段を登り3階で行いました。

床には子供達が順番を待ちやすいためか上履きのマークがたくさん書いてありました。

娘は一番最初に案内してもらう。服を捲り上げて前と後ろから聴診器を当ててもらって終わり。娘に緊張した様子は見られず一安心。

二人目の男の子(以下Kくん)は何をされるかわからない不安からか泣いていて前に進めない。お母さんが必死に先生のところにつれていこうとするけど体をうまく掴めず、Kくんは床にうずくまり泣いてしまう。

視線がプレッシャーになるといけない、と思い娘と廊下で待っていました。

なんとかK君の番が終わるともう一人の子(Sくん)は比較的スムーズに検診できていた。

眼科検診

次は隣の教室で眼科の検診。目をあっかんべーして光を照らし様子を見るもの。こちらも娘は特に問題なく終了。Kくんはやはりかなり怖がっている様子。K君を後にしてまずSくんが検診を終える。K君もなんとか終了。

廊下で待っている間先生に

「あなたはなんでも上手にできて偉いわね」

と言われて娘は斜め上を見て笑ってた、なんとなく照れている様子。

「こんにちは、は?」

と私がいうと

「こんにちは」と言ったあと先生の頬にキスしようとする。

「外人じゃないんだから笑」

みたいにフォローできる時代なら良かったな。障害児とはいえ過度なスキンシップは許されない。先生は笑ってくれたけど、きちんと謝罪しました。

耳鼻科検診と定型発達児に対する印象

次は耳鼻科。

定型発達の子がまだ並んでいる。その後ろに並ばせてもらうのはなんだか嬉しかった。

「なんでこの子たちはお母さんと一緒に来ているのだろう?」

そういう目を向けられているような気がしたけど、それを口には出さなくなるのか〜年長で。Kくんの眼科検診が長引いており、響き渡る泣き声。うるさそうに顔をしかめてみんなで耳を塞いでる。「うるさいね〜」とかも言わないなんてちょっと凄すぎる気がしましたね^^;

娘と定型発達の子はやっぱりこんなにも違うんだな、と実感しました。

耳鼻科は耳と鼻に光を当てながら、器具を差し込まれながらみてもらうので、もしかしたら泣いてしまうかも…と思っていたけどまたしても何事もなく終わりました。

Kくんはやはり怖がってしまい、お母さんが

「Kくん!世の中には頑張らないといけないことがあるんだよ!!」

かなりお疲れの様子で怒鳴っていました。気持ちは分かるけど無理してやらせる必要はないと思う。先生になだめられて、耳鼻科健診は諦めることになりました。

視力検査

階段を降りて1階へ。階段の上り降りも随分しっかりしたなあ、と今日は珍しく娘に対して「感心」の感情ばかり浮かんでくる。

視力検査は難しいだろうなとは思っていた。3歳児健診の際には全く答えることができなかったし、きっと今やっても難しいだろう。

そんな風に思っていたけど、3人の子供と親に対して小学校側は検査をする前に「絵で視力を検査するのと、普通の視力検査とどちらがいいですか?」と提案してくださいました。

普通によくある「C」を見てどの方向に穴が空いているかを答えるのではなく、蝶や魚、鳥の絵が表にだんだん小さくなるように書いてありどこまで絵が見られるかで視力を測ってくれる方法があることに驚きました。

娘の片目を私が隠して検査をします。最初はわからなかったりもしたのですが左右どちらも1.0のところにある絵を答えられていました。

視力検査ができた、ということは私にとっても娘にとっても嬉しい出来事だったと思います。

Kくんは娘と同じ方法で、Sくんは元来の方法で視力検査を行えていました。

聴力検査

ヘッドホンをして右耳、左耳それぞれ音がしたら手をあげる検査です。

娘に口頭で説明すると右耳の時は「はーい」と分かっているのかいないのかなんとなく検査できていましたが、左耳を検査する際はなぜか手をあげてくれなくなり左耳だけ検査ができませんでした。

それでも3歳児健診の時よりは検査らしい振る舞いをできていたので良しとします。

知能検査

最後は知能検査です。もちろん一番不安な項目ではありました。

試験の内容を詳しく記載します。

  • ブランコに男の子と女の子がそれぞれ乗っている絵。横に犬が書かれており、その絵に対して何がどこにあるかなどを質問する問題。
    →先生に「ワンワンどこ?」と聞かれて娘は即答。それで終了。
  • 3本の鉛筆の絵を見て一番長い鉛筆、あるいは短い鉛筆を答える
    →1番長い鉛筆を聞かれて即答。それで終了。
  • みかんが入ったカゴが3個。それぞれ8個、5個、3個入っている。そのうち一番多いもの、あるいは少ないものを答える。
    →1番多いみかんを聞かれ娘は最初「みかん」と言って5個の絵を指さしました。「一番多いのは?」と聞かれ8個の絵を指差せましたが、今回はもう一問出されました。「1番みかんが少ないのは?」また娘は5個を最初指差しました。「1番少ないのは?」と聞かれ3個を指差せましたが、この問題は娘はまだわかっていないと判断されるのが妥当でしょう。
  • 雪だるまが左に1個、右に3個の絵。左の雪だるまと同じ顔の雪だるまを答える問題。
    →娘は同じ顔の雪だるまを即答できました。
  • ハサミの絵が4つ。壊れたハサミを答える問題
    →娘は正解できず。
  • メガネの絵が4つ。壊れたメガネを答える問題。
    →即答で正解。
  • ○と◇の絵の下に同じ図形を書く問題
    どちらも綺麗に書けました。親としてはダイヤがかけるとは思っていなくて驚きました。
  • ナス、トマト、ボール、きゅうりの絵。仲間はずれを答える問題。
    →娘はボールと即答。これも難しいかなと親は思っていた。
  • 8羽のひよこの絵。4羽にだけ丸をつける問題。
    →「ぴよこ1」、「ぴよこ2!」と上手に8羽数えられたけど4羽だけ丸をつけるのはできなかった。先生の誘導で正解した風にはなっていましたがいまの段階では不正解かな。

知能検査はそんな感じで終了しました。問題が思ったより簡単だったように感じます。親としては、中度知的障害で支援学校判定が出た子とは思えないくらいしっかりできていたと思いました。

感想

全体を通して先生たちの対応が素晴らしく、来年から違う小学校に行くのは勿体無かったな、と正直感じました。

それと同時に、娘は新しい環境への不安やこだわりも今の所強いタイプとは思えず、小学校に入学しても順応できるのではないかと希望を持つことができました。

健康診断の最中2回ほど自分から言い出してトイレに行き、個室に一人で入って用を足せたのも大きな収穫です(鍵は閉められなかったですが)。

就学までにさらなる成長を期待しながら、今親にできることは何かをじっくり考えて行きたいと思います。

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