大きくなってもベビーゲートが必要な子
家の中であってもあちこち動き回り、時には危ないものも平気で触ってしまう発達障害児。
赤ちゃんのうちは入ってはいけないところに入ったり、触ったりしてしまうのは定型発達の子も変わらないので「ベビーゲート」を購入するご家庭も多いのではないかと思います。
しかし、悲しいことに発達障害児の中には赤ちゃんとは言えない年齢になってもゲートが必要なうちの子のような子もいます。
我が家も娘が赤ちゃんの時に使用していたベビーゲートを未だに使用しています。そして最近ついに「ゲート」としての意味をなさなくなってしまったのです…。
ベストセラーでも今の我が家には使えない
今使用しているのはおそらくこのタイプ。amazonでベストセラーとなっているものを自分は選ぶことが多いです。
この製品に関していえば、高さは78cm。赤ちゃんの時は当然飛び越えるのは不可能だったはずですが、最近体力がついた娘は簡単に飛び越えてしまうのです。
効果的だった対策と弱点
ゲートが意味をなさないのなら、ゲート以外のもので対策するしかないと思いました。ある程度効果的だったのは下記の2点。
・冷蔵庫ロック
冷蔵庫を開けて中の食材を食べてしまうことが多い娘に効果的だったのが、この冷蔵庫ロックです。ものを食べてしまうことは減りました。ただ、私が料理をする際にわざわざロックを外して食材を取るのが煩わしいのと、下の野菜室や冷凍室を同時にロックできる仕様ではないので実用的とはいえなかったかもしれません。
・外に出ているお菓子、食材を棚の上にあげる
夫が実践してくれてこれも効果的でしたが、娘はとにかく目に入るものを口に入れてしまうのですべてのものを上に上げるのは難しいですし、食べ物がなくなれば包丁やコンロもあるのがキッチンなので、できればやはりキッチン自体への侵入を防ぎたいと考えました。
結局新しいゲートを購入
最終的には新しいゲートを買い、交換する道を選びました。
問題は高さのあるゲートって意外と少ないのです。ベビーゲートの使用シーンを考えれば「赤ちゃん」に使う場合が多いでしょうから、そこまで高さはいらないんですよね。当然かもしれません。
それでも「ベビーゲート 100cm以上」などで検索すると該当商品は出てきました。
135cmのものを買おうとしたのですが、ここで注意したいのが「取り付け幅」です。我が家のキッチンのゲート取り付け位置の幅は70cmしかないのですが、上記の3製品は狭くても76cmの幅が必要ということでした。買っても取り付けられないと意味はないので購入前にチェックしておいてよかったです。
そこでなんとか探し当てた製品がこちら
高さは121cm、取り付け幅は69〜85cm。我が家にはベストな選択になりそうです!
できれば「ゲートを飛び越えないで」というこちらのお願い(命令)を娘が聞き入れてくれるようになるのが一番ですが、物で解決できるならそれでいいのではないかと最近は思えています。