就学までの流れ

4回目の就学相談 親の意見は関係ない【中度知的障害自閉症児】

就学までの流れ
※2021年8月31日の日記です。

こちらの考え、努力は関係なし

なんのためにあるんだろうって切実に思いましたね。

就学相談行ってきました。

前回は7月初め。支援学校や支援級見学した上で親としては「支援級」を希望しますと伝え、相談員さんは娘には「支援学校」が相応しいと判断しました。

相談員さんは50代くらいの男性です。

相談員「その後いかがでしょうか?お気持ちに変わりはありましたか?」

先方が自分の考えは述べず、まず私たちの意見を聞いてくるのも予想通りでした。

夫「支援学校が相応しいという〇〇さんの意見を踏まえた上で私たち夫婦は娘を支援級に就学させたいと考えています。

〇〇さんからご指摘いただいた

チャイムの音で切り替えできるのか、5.6時間目まで授業をこなせるのか、その他にもたしかに不安な点はございましたので、

小学校に質問させていただいたところ、個別で相談させていただく機会を得ました。娘も同行させていただき、先生方にもある程度の様子も把握していただけたと思います。

その結果不安に感じていたことの大部分は払拭できたように思います

もちろん不安はまだありますが、先生方は一緒に頑張りましょうと言ってくださいました」

夫が大体話してくれて助かりました。私も同じ意見でした。

相談員「そうですか…。小学校に行かれたのはすごいですね!パワーがありますね。その先生がたはどういった先生方だったのでしょうか?」

夫「支援級の先生3人です」

相談員「そうですか…。しかし小学校の支援と支援学校の支援は全く異なります。授業のスピード感も全く違うので私としてはひまりちゃんが心配です。センターとしてはやはり支援学校が相応しいという判断をします」

まあそうなると思ってましたが、落胆はしますね。

もちろん障害が軽くない娘が支援級に行くリスクは親も承知しています。その上で支援級を希望して、小学校にも入学できるかを確認しにいき、一緒に頑張りたいと言ってくださっているのに(小学校側で断ったりはできないらしいですが)、

なんでこの人は自分の考えを一切変えるつもりがないのだろう。

こんなの「相談」と言えるのか?

娘が課題とするべきところ

娘の一番大きな課題は「人への興味」ということは相談員さんと考えが一致した部分です。

そこを伸ばしていくにはどうすれば良いか考えたとき、

相談員さんは「支援学校」に行けば改善していくと考え

私たちは定型児やお話しが上手な支援級の生徒との関わりのなかで育まれていくのではないか、と判断しました。

そこは考えの違いなので仕方ないと思いつつ、「支援学校」にいくとどこがどういいのか成長していくのか具体的には一切示してくれないのがこの相談員さんの言うことをいまいち受け入れない理由でもあります。

私たちが支援学校を見る限り授業内容に魅力を感じることはできませんでした。

現況確認

後半はサポートブック(親が子供の現況や問題行動への対処法などを書いていくノート)を見ながら就学支援委員会に提出していくために、娘の現況の確認を行いました。

食事、排泄、着脱などを一つずつ確認していきましたが、相談員さんは娘の状態を必要以上に「支援が必要」という方向で進めていこうとするのです。

項目は5段階。できる、すこしてつだってもらえばできる、半分くらい手伝ってもらえばできる、大部分手伝ってもらえばできる、全面的に支援が必要の5つです。

食事

相談員→半分くらい手伝ってもらうとできると判断親→少し手伝ってもらえばできると判断。

娘はこの箸をメインにご飯を食べています。こぼしてしまうことはありますが、もちろん食べさせてもらったりは必要ありません。

排泄

相談員→大部分を手伝ってもらうとできると判断親→少し手伝ってもらうとできると判断
日中パンツで過ごせていて、おもらしはほぼしません。トイレに入ればズボンを下ろし、排泄して拭く、流す、服を着るといった流れを自分でできます。ただまだ自発的にトイレに行けるかというと微妙です(先生にトイレ、など言うらしいですが)、個室に一人で入ってドアを閉めて排泄もまだ難しいかも
親の過大評価だったかもしれません。

着脱

相談員→大部分手伝ってもらうとできると判断親→少し手伝ってもらうとできると判断

娘は時間がかかることはありますが、置いてある服は自分で着れます。ほとんど前後ろも間違えませんがそこができないと「少し手伝ってもらうとできる」とは判断できないらしく「半分手伝ってもらえばできる」で納得しました。難易度高いなあせる

3つを例に挙げましたがこんな感じで、いろんな項目で「支援が必要な子」と判断されるのは親としてはなんとも言えない気持ちになりましたし、あとは相談員さん側にしか細かい判定基準が書いてないのがこちらとしては納得いきませんでした(たとえば着脱で「少し手伝ってもらえばできる」に該当するには服を前後に間違えることがほぼ確実にない、など)。

もう会いたくない

そんな感じで4回目の就学相談は終わりました。

次は10月半ばに就学支援委員会の正式な判定を書面で渡してくれつつ、また就学先の希望を聞かれるそうです。

いやいや、もういい

就学支援委員会の決定は「支援学校」でしょう。

私たちは支援級に決めるから

もうあなたと会いたくない。

と思いましたが、向こうも仕事でしょうし、就学支援委員会の書面にもしかしたら「支援学校」を選んだ方がいい具体的な理由が書いてあるかもしれないのでとりあえずまた行くことになりました。

気分的には不採用が決まってる圧迫面接を断続的に受ける感じ。

最悪の気分になりますよ。

支援学校に入れる人数で彼のボーナスが増えるのではないかと邪推するくらい

とにかく私たちがなにをしても言っても支援学校に行かせたいみたい。

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