こんにちは!
グループホームで働いて良かったなあと感じることはたくさんあるのだけど
「職員としての目線」を身につけられたのがかなり大きいかもしれない。パートだし夜勤もないので深くは理解できていないかもしれないですけどね。
働き始めて少し経ったくらいに
「世間では職員による虐待が問題になっているけれど、この施設はそんな様子がなくて安心しました。」
みたいなことを職員さんと話したりしていたのだけど、今思うとすごく生意気で失礼な発言でした。
虐待はあってはいけないこと
というのは前提として直接重い障害を持った方々を介助しているわけでもないのに何か口を挟むべきではない気が今はしています。
障害者家族として我が子が虐待にあったらどうしよう?と心配するのは当たり前の感情ですけどね。
あとは生活介護よりB型作業所がいいとか、障害者雇用が良いとかいう気持ちは良い意味でも悪い意味でも薄れたかもしれない。
今働いているグループホームの話にはなりますが、利用者さんたちは生活介護、B型作業所、障害者雇用などそれぞれみなさん働いている場所は違います。でもみなさん同じように生活されています。
一人暮らしに近いグループホームで暮らしている利用者さんもいらっしゃいます。昔は娘もそんな風に…と憧れましたが自由度が高いということは犯罪に巻き込まれる可能性も高いということ。一長一短です。
単純に自立度が高い方が一人暮らしタイプのグループホームで暮らしているかというとそういうわけではなく、一人は寂しいから、と複数名と暮らすタイプのグループホームをあえて選ぶかたもいます。
将来に対するお金の不安はかなり軽減されました。
グループホームにもよりますが家賃、食費合わせて7万ほどの印象。
障害年金は1級なら月額85000円、2級は68000円。障害年金がいただけるならば働かなくても生活費はある程度カバーできます。
工賃はB型作業所が0.7-1.3万円、生活介護が5千円くらいのイメージ。
障害年金がいただけない障害程度の利用者さんは生活保護を受給しているイメージ。両親健在だとなかなかもらえないらしいですが生活がままならない状態なら何かしらの手当はいただけていると思う。
私の考えとしては国から手当を頂かずに一人暮らししたり、実家暮らしでも生きていくだけのお金を稼げる人
国から手当をいただき障害者として生きる人
なんとなくそんな風に二分されるのではないか?と思っています。
もし自立が難しいなら手当をいただきながら、安定した生活をしていくのが一番だと思う。
一方グループホームに入居できるか?できないか?というところは十分に考えていく必要があります。
障害程度により入れる、入れないは当然ありますが排泄が自立していない利用者さんも今働いているグループホームにはいらっしゃいます。
グループホームに入ったあとはそれこそ重度からグレーゾーンまで特に利用者さんに差はありません。
障害程度が軽い利用者さんが障害程度がどちらかと言うと重い利用者さんに指示をしたり、指摘したりすることはある印象。
あとはこだわりが強く決まった時間に行動できない利用者さんは障害程度によらず怒られたりする割合は高いかもしれない。
一番はなるべく経営がしっかりしている、職員さんたちが穏やかなグループホーム、働き先を見つけることですが、それがなかなか難しそうですよね〜。
もう一つ記事を書きます。