小学3年生2学期

育児に対する未練【自閉症児育児】

小学3年生2学期

こんばんは!

書き忘れていたので結婚記念日のディナーの時に夫と話していた「育児に対する未練」について書いていきます。

私からふと夫に聞いてみたんです。

「もし子供が定型発達の子だったら何を望んでいた?」

って。

よくわからない質問かもしれないけど。

私は特に何も望んでいなかったんです。

だから夫にも聞きやすかった。

でも夫に聞くにあたり自分なりに考えて

「私は強いて言えば孫に会ってみたかった」

と言いました。

後悔とか残念とかとはちょっと違う気持ちなのだけど一言では表せられない。

そして言葉にするとちょっと泣きそうになる自分がいました。

娘にそういう未来を開いてあげられない無念さが一番大きな感情かもしれない。

今の時代は結婚が当たり前の時代じゃないし、娘はもしかしたら結婚するかもしれない。

そんな風に夫と笑ったけど子供の未来の選択肢が少ないことをたまに悲しく思う。

私が話すと夫も趣旨がわかったようで自分の気持ちを話してくれました。

「ひまりちゃんが何かをしたいと思ったときにドンとお金を出してあげたかった」

なるほどそれもあるかもなあ、と思いました。

夫は美術系の大学に進みたかったらしいですが普通の大学に通わないならお金は出さないと言われていたらしいです。しかも国公立じゃないとダメという厳しさ。

結局夫は国公立大学に合格し、卒業しましたが自分の進む道に進めなかった後悔はずっと残っているらしいです。

だから子供に対しては本人の希望を叶えるだけではなく、どうしてその進路に進みたいか?などを深く考えさせた上で親を納得させられたら思うがままの道に進ませたかったらしい。

そういえば私も家計が厳しそうだから予備校には通えない、と勝手に思い指定校推薦で大学に入学した経緯があるので子供が行きたい学校があるなら家庭教師なり塾なり思う存分教育費をかけてあげたいと思っていたものです。

たしかにそういう未来も私たちにはないことは悲しいかもしれません。

ただ「孫」も「教育投資?」もまあいいか、とは今は思えています。

思わざるを得ない、のかもしれないけど

そんな未来があったのかもしれないと考えても無駄なこと。

可能性がある未来のなかで家族でいかに幸せに生きていくかを考えて行きたいですね。

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