こんばんは!
グループホームの利用者さんが日帰り旅行に行かれたらしいのでその様子や私が思う支援のあり方についてを問題ない範囲で書きます。
日帰り旅行。私も来年は職員として参加しようかな。娘の帰宅時間を理由に今年は行かなかったのです。
グループホームの利用者さんというと軽度障害者をイメージされるかたが多いかもしれないけど、
私が働くグループホームは軽度の方から重度の方までさまざまです。さらに一人暮らしをされているかたもグレーゾーンというわけではなく軽度の方なはず。
同じ会社内のグループホームには、過去は普通に結婚されていてお子さんもいらっしゃり老後に診断を受けたご高齢の女性などもいらっしゃいます。
経歴も障害程度も様々なんですよね。
どちらかと言うと高齢の方が多いかもしれない。
私はよく通常の老人ホームとどう違うのだろうか?とか考えていたりしますね。
今は老人ホームとグループホーム、入所施設はそれぞれかなりはっきり別れているけど
私は比較的障害が軽いご高齢の障害者は老人ホームに行けば良いのじゃないか?と少し思っていたりします。ただの自論です。
そして入所施設の空きを待っているかたがグループホームに移行していくのが良いのではないかな。それが国の方針なんですよね。
グループホームに移行なんて難しいとよく聞きます。
そしてそれは事実です。実際にグループホームで例えば多くの支援を必要とするであろう他害行為のある障害者を受け入れたとして、私は今の仕事を続けられるかわからないです。それでもどうしていくべきか社会で考えていかないと。
そして現時点で重い障害を持つ人々の生活を支えている人がいることに感謝をしないといけない。
うちの子も利用することになるかもしれませんが、入所施設の待機をしている方々が本来最優先されるべきで軽度の方ばかりをグループホームで受け入れているなどの現状があるなら改善されていくべきだと思う。
もちろんみんな我が子が大事なので軽度障害者がグループホームに入れなくなったりするのは困るという人々も多いだろうけど
私は本来重度の障害を持ったかたの支援が何よりも優先されるべきだと思いますね。
障害程度って本当に曖昧な基準だなと思っていて
しかも親や本人の困り具合は障害程度では測れないですよね。
ただ明らかに人の助けを必要とする方々はまた別枠な気がしていて、本来はそういうかたが最優先されるべきだと感じる。
グレーゾーンから重度。グループホームに一緒に住んでいる障害を持った方々を、支援員の立場から見るならば本当にみんなを平等な立場で見ている方が多いのではないかな。
〇〇さんは中途覚醒あり、トイレの失敗あり。最近挨拶を返してくれて嬉しい。部屋がいつも綺麗
〇〇さんはたまにトイレの失敗あり、洗面所を汚しがち。その日の予定をしっかり覚えている
〇〇さんはお話上手。こだわりが強いタイプで特定のものが好き。部屋には施錠されており掃除がなかなかできない
とかそういう風に私は利用者さんたちを見ていますがこの方は重度だからとか軽度だからとか考えることはありません。どこで働いているかも人それぞれで誰がすごいとかありません。
ご本人たちがそれぞれ幸せに生活できているならそれが一番です。
日帰り旅行について全然書いていませんでした…。
ぶどう狩りに皆さんで行かれたようですが一人に一人職員が必要なくらいみなさん動き回っていて大変だったらしいですが、
写真を撮ったり動物を見たり楽しまれていたようです。
職員さん側の気持ちを考えるとちょっと大変そうではあるんですが、利用者さんが楽しんでいただけたようで良かったですし
コロナが明けて入職時より季節ごとのイベントがたくさんある様子を見ていると幸せな気持ちになります。娘もこんな施設に将来的に入所できなら良いな。
長々とすみません。娘についてまた明日書きます。