昨日は女性利用者さんが住むグループホームを見学させていただきました。利用者さんの詳しい様子などはもちろん書かないですが、大まかなグループホームの様子と障害者の親の現実を書いて行きたいと思います。
女性用グループホーム
元々は豪邸。と言えるような家がグループホームになっています。利用者さんは7名。男性用グループホームと同じく掃除は行き届いており、栄養バランスの考えられた食事が毎食提供されています。
それぞれの部屋ではもちろんある程度自由に過ごすことができます。部屋にピンクのカーテンがかかっている様子は素敵だったな。
男性のグループホームと異なる点は、女性は共有スペースに集まることが多いらしいです。確かに男性利用者さんが共有スペースにいるイメージは全くありません。面白いことに共有スペースに集まるのに喧嘩ばかりしているらしい笑
そして男性は出されたものをなんでも食べるそうですが、女性はご自身が家事をしていた方も多いので食事の味にケチをつけることもあるらしいです笑
男性用グループホームより、女性用のグループホームの方が働く職員さんはもしかしたら大変なことが多いのかもしれません(あくまで私が働く法人の場合)。
連絡することはない親たち
男性用グループホームの利用者さんたちのご家族の様子は実はほとんど知らなかったんです(仕事し始めたのが半月前だから当然かもしれませんが)。
でも毎週末ご兄弟の住む家に泊まりに行っている利用者さんがいたので、ご家族と良い関係の利用者さんも多いんじゃないかと思っていたんです。
実際どうなのかはわからないですが、昨日見学させていただいた女性用グループホームの利用者さんは家族とあまり関係がよくはない方が多いみたい。
ちょっとフィクションを交えながら書くけれど、お正月に家族の元に帰れないかた、障害年金を家族に搾取されている方、入所施設からグループホームに移ったのだけど入所施設の方が費用が安いのでグループホームに移らないでと言われた方。
基本的に入所施設もグループホームもご家族から連絡はないみたいです。皆さんご高齢ということもありますけどね。あとは時代だろうか。
グループホームや入所施設に入ってしまえばもう「さようなら」なんだろうか。
そう思うと悲しいです。
私も娘がグループホームや施設に入った後はどんな気持ちになるのかわからない。でも、死ぬまで娘の様子を気にしている母親でありたいと思いました。
一番そうなりたくはない、とは思うけど自分もどうなるかわからないとも感じます。障害をもった子の育児は本当に大変ですからね。
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