4年前まで派遣事務員でした
今回は自閉症児の娘のことではなく、母についてのブログです。興味ない方はお戻りください^_^
大学卒業後、私はずっと事務員の仕事をしていました。
ブログを書き始めたのはたしか27歳(2012年)くらい。もちろんまだ娘は生まれていなかったので全く別のジャンルになります。
私の今のブログはおそらく子育て中の女性読者さんが多いのではないかと思っていますが、当時のジャンルはもしかしたら男女半々くらいだったかもしれない。
フォロワーは6千人
気づいたら6千人くらいフォロワーさんがいました。でもそのときの最高アクセスは一日8千PV。今のブログ(アメブロの方)は4万PVなので(5ちゃんねるに晒されてるというメールが来たのでもしかしたら炎上ゆえのアクセスかもしれませんがありがたいです笑)今の方が見ていただけてるのは感じています。
あとはそのジャンルは民度があまり高くなかったのもあり、私は個人のスレが立てられて、掲示板で叩かれたりしていました。
当時のブログはマネタイズできていて、月に13〜4万くらいの収益があったのでやっかみみたいな感情もあったのかもしれません。結構ひどい誹謗中傷が書き込まれ、いつでも掲示板が気になるようになり、ついには弁護士さんに「情報開示請求(書き込んでいる人を調べる手続き)の依頼」をしました。
結局相手はわからなかったんですけどね笑 でも犯人と思われる人は同業者でした。
それについてはまた別の機会に書くかもしれません笑
編集ライターさんから連絡
そんな中、2017年に「編集の仕事に興味ありませんか?」と声をかけられました。私のブログの読者さんだという40代前半の男性です。正直怪しいとか思ったのですが、元から好奇心旺盛な性格なのもあり、会うことにしてしまいました。
場所はカフェだったと思います。今自分はこういう仕事をしてるんだけど手伝ってくれませんか?という内容でした。具体的にはこの雑誌(全国誌)のこのページを担当しているんだけどメーカーから画像を集めるのと、原稿確認を依頼するのを手伝って欲しいということ。
初めての編集ライター
給与は1ヶ月5万円。全国誌ということに安心したこともありましたが、経験したことがない仕事に興味を持ち引き受けました。派遣事務員とその仕事を並行して行ったのは3ヶ月くらいだったかな。
編集の仕事ってなんというかすごい煌びやかなイメージを持っていました。一般人では近づけない花園みたいな笑 高学歴でお洒落なそれでいて頭も良くて、文を書くのが上手い人しかいないんじゃないかなって。
実際どちらかというと高学歴な人やお洒落な人は多いですが、仕事をやってみて感じたのは「文が書けるかどうか」とかではなく、「与えられた仕事をしっかりこなせるか」が一番重視されているのではないかということです。あとはこの業界は運が一番大事かも、とも思いました。結構「この人面白そうだな」、「文が書けそうだな」とかでフラットに紹介式で仕事を始めてる人も意外といそうです。
フリーランスに
3ヶ月派遣と並行して働いた段階で「仕事を辞めて編集ライター1本でやって行きませんか」とお誘いを受けました。派遣事務員の給与は手取り17万くらいだった気がする。それが手取り10万(私に声をかけてくださった編集さんは継続した5万、その編集さんの友人であり同僚の編集さんに5万で計10万いただく話が出ていました)になってしまうのは正直悩みました。誹謗中傷云々があり、あとは育児が忙しいのもありフォロワーさんが6千人いたブログは閉鎖してしまったのでそこからの収入もなくなっていました。
だけど在宅ワークの方が娘を育てるのは色々都合がつきやすそう、ということでフリーランスになることを決意しました。
2人から仕事をいただいていたのは約1年間。それぞれのメディアの記事を書くのを手伝わせていただいたり、企画を考えたり、取材した録音を書き起こす仕事は根気が必要ですが割りも良くてなかなか楽しかったですね。有名企業の社長さんの話を記事になる前に聞けたり、やっぱりこの企業はプレゼンうまいなあとか思ったりして笑 引き続き画像の提供や原稿確認を依頼する仕事もしていました。
2人の繁忙期が重なったりすると事務員やってた時よりよっぽど仕事量が多くなり、割に合わないなもう辞めたいと思ったことも一度ではありません笑
ただ今までやって来た仕事と違って「本が出版される」のは達成感がありました。
仕事しているって感じがした。
企業からの業務委託にシフト
バタバタの日々が過ぎて行き、2人の編集者さんのうち最初に声をかけてくださった方じゃない人(わかりづらくすみません)が副編集長を務めるメディアで記事を書かせていただくことになりました。最初は自分で企画を考えて通った企画の記事を署名で書いていましたが、向いていなかったですね…。もちろん署名記事(名前が出ている記事)の方が報酬は高かった(1本1万5千円とか)のですが、私は自分が興味があるもの以外を決まった文体で面白く書くのがものすごく苦手なのです。そもそも企画力がないのもありますが。これは報酬をもらえるレベルにないなと辞退して、匿名で新製品を紹介する記事を書いていました(1本3千円くらい)。手取りは大体月に10万から15万くらいです。
今の仕事
そして2年ほど前に今の仕事を紹介していただきました。事務員を辞めて在宅で編集ライターをしていましたが、結局いまはまた事務作業がメインの仕事をしています笑 手取りは13万円。ギリギリ扶養の範囲内に収まるように働いています。
書くのは好きかというと「わからない」というのが現状です。仕事としては向いてない気がするけど娘についての文を書いたり、自分の気持ちを文にするのは「楽しい」かな。
私の昔の夢は「画家」でした。それがまさか同じ「かく」でもこっちの方向に行くとは思っていなかったです。人間っていくらでも変わっていけるし、誰にでも可能性があると自分の経験を通じても思うので、私は娘の将来に夢を持って生きていきたいと考えています。