2015年生まれ(小1)で中度知的障害(IQ39→2021.9診断)を伴う自閉スペクトラム症の娘の日常、あとは母のダイエットや愚痴、就学についてなど色々書いています。
基本的に毎日複数更新しますので、興味を持ってくださった方は何個か読んでいただけたら嬉しいです
サブブログも運営しています
→
こんにちは
飯田先生のこちらの本を読み直していたら自閉症のタイプに関するわかりやすい記述があったので簡単に引用させていただこうと思います
自閉症の人を見ていると、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の5つの感覚がそれぞれに「過敏」「普通」「鈍感」のいずれかに分かれることが、かなりはっきりしています
私は自己紹介にも書いている通り娘を「自閉症っぽい」と感じたことがあまりありません。
逆さバイバイや視線が合わない、ものを並べる、国旗や記号に興味を示すといった特性が見当たらなかったからです。
でもこの本を読んで少し納得できた気がしました。私が見てきた自閉症はあくまで自閉症の一例であり、ほんとに人それぞれ特性が違うということを改めて感じたのです。
それぞれの感覚が鋭敏な場合、鈍感な場合の特徴を書いていきます(細かくは書けないので参考までに)
視覚
【鋭敏な場合】
・辞書や電話帳や地図ばかり見ている
・流れる水や洗濯機の水を見ている
【鈍感な場合】
・薄暗いところを異常にこわがる
・夕方になるとやたらに電灯をつけてまわる
→娘の場合はどちらも当てはまらないように思います
聴覚
【鋭敏な場合】
・赤ん坊の泣き声を嫌い、赤ん坊を見ると叩きに行く
・集会や雑踏から逃げ出したがる
【鈍感な場合】
・冬でも扇風機を付ける
→生活雑音を補うため
・1日中棒で家の柱を叩く
→娘の場合、聴覚は鋭敏です。小学校に入りイヤーマフをつけずに過ごせるようになったと思いましたが、音楽の時間などはやはり必要なようです。
赤ちゃんを叩きに行ってしまったこともあります。
味覚
【鋭敏な場合】
・味の好みに偏りができ、偏食になる
・薄味を好む
【鈍感な場合】
・濃い味でないと食べない
・ソースを瓶から飲む
→これに関しては判断が難しいです。国産牛しか食べないみたいなグルメな部分をかんじますが、濃い味が好きです
嗅覚
【鋭敏な場合】
・母親以外に抱かれるのを嫌がる
・いつもと違う洗剤で洗ったシャツは着ない
【鈍感な場合】
・刺激的な強い臭いを好む
・つばこね、大便こね
・他人の手の匂いを嗅ぐ
→娘は昔は嗅覚に鈍感だったのかなと思います。便こねも見られましたし、人の手を嗅いでた時期もあったな。今はどちらも見られなくなりました。
触覚
【鋭敏な場合】
・頭撫でられたり、抱かれたり、服を着るのを嫌がる。
【鈍感な場合】
・きついシャツを着たがる
・自傷行為が見られる
→娘は今のところどちらも見られないと感じます。
娘はこんなタイプ
あくまで親目線ではありますが、娘は聴覚が鋭敏で嗅覚は鈍感。味覚はどちらかよくわからず、視覚と触覚はおそらく普通だということがわかりました。
我が家の地域では娘がどんな特徴を持った自閉症児なのか、などは発達検査時や医師に教えてもらえたりしないので(小学生になったのできちんと診てくださるお医者さんを探すつもりです)こういうところから少しでも娘はどんなタイプの子かを考えられることを嬉しく思います