就学までの流れ

特別支援学級を選んで良かった点・悪かった点【支援学校判定】

就学までの流れ

就学相談で「特別支援学校」に就学することが望ましいと判断された娘。それでも特別支援学級を就学先に選んで良かったこと・悪かったことを書いていきます(入学から3週間後時点)。

特別支援学級を選んで良かった点

「普通」の基準が世間一般と同じ

特別支援学校には通ったことがないのでわからないですが、療育園の延長線にある学校だと考えた場合、あとは見学の様子を見る限り、求められる「普通」の基準が一般世界とは違うのではないかと感じました。

想像でものをいうべきではないので控えないといけないですが、私は娘には世間一般と同じ「普通の感覚」を持った世界でできる限り生きて欲しいと考えています。

娘はIQ39と知的障害も重い方と診断されているので人よりできないことは当然多いですが、障害を持った子の中でよくできたとか、賢いとかよりは、定型児の感覚で「できない子」として扱われた方がいいのはないかと思うのです。

娘はまだ劣等感も芽生えていない発達段階なのもありますが、「できない」ことでできるように頑張ろうという気持ちが芽生えるのではないかと思います。

「そのままでいいよ」なんて全然思わない。

娘の成長を信じていたいし、娘には努力して欲しい。努力してもダメなら当然仕方ないですが。

定型児・軽度の子の発達状態を知れる

私には娘以外の子供を育てた経験がないため、一般的な定型発達の子がどのように成長していくのかわからない部分があります。

そんなに深く他の子と関わる機会は今のところないですが

「普通の子ってこんなに話すんだな」とか「今こういう勉強してるのね」とかできる限り把握していたいです。

昔は普通の子と比べることがものすごく苦痛だったのですが、今はだいぶ冷静に見られるようになりました。他の子と同じように娘にもいいところがたくさんあると思えるようになったからかもしれません。

他の子に引っ張られる

娘は人を見て真似をする能力が意外と高いので、最初はいろんなことができなくて、ずっとできないこともあるかもしれないけど、引っ張られてできるようになることもあるのではないかと考えています。

例えば昨日療育園に久しぶりに行った際、娘は下駄箱で靴を脱ぎ、靴を下駄箱に入れて、自らスリッパを出してきて履いていました。

当たり前のことかもしれないけど小学校で当たり前にみんながやっていることを、覚えてスムーズに行動できるようになったことの一つだと思います。

親として期待するのが「お話」や「自発性」が小学校で生活していくうちに芽生えていけばいいなと思っています。

先生の支援が手厚い

ここは特に学校による部分だと思うのですが、今娘が通っている学校の先生はとても熱心です。

一見「話せない、動けない」娘の様子をよく見てくれていて、ひらがなを書ける様子などをみて「賢い子」、「伸び代がある子」と言ってくださったのが嬉しかったです。

先生は皆さん特別支援教育の実習を受けてくれていて、サポートの先生は元特別支援学校の先生をやっていた人もいたりします。

娘は入学直前にオムツに逆戻りしてしまったのですがトイトレまでサポートしてくださり本当にありがたいです。

大げさかもしれないですが「娘は大変な子だけど、勉強が割とできたり、教えるとすぐに覚えてしまったり、親としてはたくさんの可能性を秘めている子」なのだということが初めて伝わった気がします。

ここで頑張って伸びなければ諦めようと思える環境に感じています。

親が頑張ることがたくさんある

これは特別支援学校に行っていても同じかもしれないですが、毎朝娘と歩いて通学する時間がなかなか大変で、楽しいです。今の学区の特別支援学校を選択していた場合、バスに乗せるだけだったと思います。

小学校に送り届けた後も教室に入れるのでクラスの空気感や先生の頑張り具合を毎日観察できます。娘ができていない部分も把握できるのでどのようにしていきたいか、工夫できるかを考えることもできる。

社会に対する恐怖心が薄れた

娘が療育園に通う2年間。定型発達の子やその親御さん、地域の人たちとの接触を一切持たない時間を生きてきたので、一般社会に対する恐怖心や壁のようなものを私自身は感じていました。

「障害者は差別される」

なんて考えていました。

だけどみんなと一緒に登校して、地域の人たちと挨拶する中でそういった恐怖心が薄れていくのを感じています。

みんなと一緒の世界に生きている気がする。当たり前のことなんですけどね。

私は思い込みが激しい性格なので閉じこもって色々想像するよりは、今みたいな環境で無理矢理にでも社会とつながりを持って生きていった方が心が健全でいられるのかもしれません。

特別支援学級を選んで悪かった点

思ったよりも支援学級に普通の子しかいなかった

思っていた以上に特別支援学級に在籍している子が「普通」で驚かされました。もちろんそれぞれに悩みや問題を抱えているのだろうけれど、私からすると「普通級で頑張った方がいい」と感じる子達ばかりです。

そんな環境においてガッツリ知的に障害を抱えた娘はやっぱり「特に重度の子」なんだと思います。

同じ発達レベルの子と過ごした方が良い、という前提で考えるならば娘は特別支援学校に行くのが望ましい子だったと思います。

娘に無理をさせている

娘は療育園という環境から小学校に入学したことで、おそらくものすごく大変だと思います。

いきなり褒められる機会も減って、なんでこんなに大変なんだろうと思っているかも。

ランドセルを背負って毎日20分の距離を通学し、椅子に座って授業に参加する。静かに過ごさないといけないし、お友達はペラペラ喋れる子ばかりで圧倒されることばかりでしょう。

でも娘は毎日行き渋ることなく学校に通えています。今はおそらく緊張で固まることも多いですが、慣れてきたら一気にできることも増えるのではないかと信じています。

今のところ娘の精神状態が心配な以外は特別支援学級を選んで「悪かったと感じている点」はないかもしれません。娘が成長できるかどうか、楽しめるかどうかはもう少し時間が経ってみないと分からないかも。

もちろん地域やお子さん次第

支援学校判定されたとしても絶対に支援学級に入った方がいいなんて全然思っていないです。

娘の状況、学区の特別支援学校の状況、今通っている特別支援学級の様子を見て我が家は「特別支援学級」を選択しました。

就学相談の結果は我が家は今思えば「気にしなさすぎた」かもしれません。実際状況を踏まえれば娘は「特別支援学校」に行くべき子だったのだと思う。

それでも一番娘を長い間見てきている私たち(親)が選択したことが間違っているとも思いません(間違っている可能性は全然ありますけど笑)。

今後の娘の状況を見ながらより良い環境をこれからも常に考えていきたいです。

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