こんばんは
娘が昼間わざとプロテインをこぼしたりするので久しぶりにかなり苛立ちましたが、なんとか我慢できました
わざとはしんどい。
ABA(行動療法)で有名なつみきの会の教材を取り寄せました。内容を詳しく書くことは控えていきますがとても実践的な内容でした
ABAの基本的な原理である強化、消去、罰に関しては我が家はすでに実践しているように感じました。
詳しく説明はしないですし、理解も足りないとは思いますが良いことをしたらめちゃくちゃ褒める、悪いことをしたら無視、叱るということは今までもしていました(ほんとはもう少し叱るのを減らさないといけないのだと思う
かんしゃくに対する対応として子供が泣くから可哀想だと子供の思い通りにならないことなども大事らしいですが、結構それもできているとは思います。基本的に大人の都合を優先させます。
言い方が悪いかもしれませんがまだ何もできない状態の子に何をすれば良いかがきちんと書いてあるので診断前や幼児期の自閉傾向のお子さんをお持ちのお母さんにピッタリの内容だと思います。
娘はすでに出来ることも多かったので飛ばし飛ばしで読みましたが、今すぐ娘に実践できそうな内容もあり買って良かったと感じました。
発達障害児同士で一緒にいることはお手本になる存在がいないという意味で発達障害児の成長につながらないというのがABAの専門家の基本的な考えらしく、そこは澤口先生に通じるものがあると感じました。
筆者の娘さんが支援学校判定で娘さんを普通級にお母さんの付き添いありで通っている、という記述がありすごく親近感を感じたのもあります笑
ほんの一例だけ本の内容と娘が出来たことを書いていきますが、
「観察力を養う」(本の内容としてはこれがかなり難しい部類になります)という部分で
このような2枚の紙を子供に見せて、「同じのは?」、「違うのは?」と聞いてみるというものがありました。
娘に試しに
「どっちが違う?」
と聞いてみると
「こっち」
と左を指させました。
私「どこが違う?」
娘「こっち」
左の紙の右のリンゴを指さす。
私「何が違う?」
娘「大きなリンゴ」
これは結構驚きました!何が違うとか説明できるようになっていたことに。
自閉症児育児の正解なんてまだわからないから、早期から色々やらせていくべきという考えと、まずは母子の関係を優先していくべきという考えと、それ以外も。色々選択肢があって悩んでしまいますよね
私は早期にはなかなか動けなかったクチですが、年少後半から娘のために色々頑張ったことは無駄ではなかったと思っています。