今日は今年最後の親子通園でした。子供がどんな様子で過ごしていたか、母が子供たちを見ていて感じたことを書いていきます。
年長の男の子のママと雑談
朝の準備は相変わらず誰にも言われずとも自分で準備をしたりはできません。私の声かけでシール帳にシールを貼り、ゴミを捨て、所定の位置にシール帳、連絡帳、コップを入れることはできていました。
上履きを脱いで所定の位置に入れるのもスムーズです。帽子をかぶって庭に出ます。
娘は最近一人で走りまわることが多いですが、親子で少しだけ片足ケンケンの練習をしました。手を繋げばできますが、まだ自分だけではできません。
「ケンケン」を練習してるときに声をかけてくれたのは年長の男の子のママです。
話す内容は「何ができるようになった」よりは「こういうところが困る」になりがち。
その男の子は身体は小さいですが、運動神経が良くて、しかも友達にも興味があるタイプ。ある程度言葉も理解している様子ですが、言葉はあまり出ない。家だと話す、ということもあまりないらしい。
「幼稚園年少さんくらいの発達年齢だった」と以前聞いたので、おそらく軽度の子なんじゃ無いだろうか。
私「〇〇くんはお友達に興味があって羨ましいなあ。公園とかで普通の子(という表現でいいか悩んだ)と混ざって遊んでも大丈夫そう」
ママ友「う〜ん、遊具で一緒に遊んだりはできるけどお話したりはできないから、結局一緒には遊べないね。ひまりちゃんは迷子になったりはあまりしないでしょ?」
私「最近急に飛び出したりして目が離せないけど、基本的にあまり遠くに行くことはないかなあ」
ママ友「うちの子は迷子になってアナウンスされてばかりで大変だったよ」
私「多動というかADHDの傾向が強いのかな?こだわりが強いタイプではなさそうだよね」
ママ友「そうだね。でも予定通り進まないと不安になったりもするから自閉症もあると思う。ひまりちゃんは?」
私「うちの子はどちらかというと自閉症のが強いんだろうけど、そこまでこだわり強くもないんだよね。予定の変更を気にするレベルにないだけかもしれないけど、意外と変更にも強いタイプかな。私はあの子は知的障害の症状が強く出ているように感じているかも」
ママ友「でも平仮名読めるんだもんね?」
私「そうだね。お勉強面というよりは言葉が遅れているのが目立つ感じかなあ。そうするとやっぱり自閉症なのかな」
ママ友「うちの子は発達が遅れているとは言われたけど診断はされてないんだよね」
私「そうなんだ!他の県の子のブログとか読んでると自閉傾向が強いとか、いろいろ傾向を教えてもらっていたりして羨ましい。うちの県ってそういうのないよね」
ママ友「そうそう!それがわかればいろいろ対応できる部分もあるのにね」
やっぱり思うことはみんな同じなのかなあと思いました。
うちの市だけ?相談支援事業所を知らない人が多い
ママ友「そういえばデイサービスってもう決めた?」
私「〇〇ってところにしたよ。〇〇くんママは?」
ママ友「実は電話したら3月になるまでわからないって言われちゃって…」
私「うちは相談してる人にここしか空きがないって言われたなあ。引越し決まったのが遅かったからさあ」
ママ友「そうなんだ。相談って誰にしてるの?」
私「相談支援事業所だよ〜。〇〇ってところ。」
この前別のママ友にも聞かれたんですよね…。自動で紹介してくれるシステムになってほしい。発達障害と診断された時点で大部分のご家庭が必要とされる場所だと思うのだけどうちの県(市?)は全く連携が取れていないみたい。
相談支援事業所に関してはこちらに記事を書きましたので、興味がある方は読んでください。
療育園のママさんに相談されたときの記事はこちら
相談支援事業所の担当者さんに
私「相談支援事業所の存在を知らないママさんが療育園にいるのですが、私から紹介させていただいてもよろしいでしょうか?」
って確認したことがあったのですが、
相談支援事業所「区役所にご相談いただき、区役所の方からこちらに連絡がくることになっているんです…。すみません」
と言われてしまったんですよね。
だから今回のママさんにも
私「まずは区役所に「相談支援事業所を紹介して欲しいんですけど」って聞くのがいいと思うよ」
とアドバイスさせていただきました。
こんなにスムーズにいってないの私の住んでいる県だけだったら笑えないな〜。
障害の重さと育てやすさは関係ない
最初に書いておきますが、あくまで「今日個人的に思ったことです」。
療育園ではまず「朝の会」があるのですが、椅子に座っていられないけどお話が上手な年少の男の子がいるんですよね。
さっきのママさんと話した話ではないけど
(この子は多分軽度だろうな〜)
と思いました。今の発達検査って基本的に「お話しできる」ことが一番数値に繋がると思いません?
ただこの子、正直お母さんはめちゃくちゃ大変だと思います。常にと言っていいほど歩き回り、あらゆる人に話しかけている。でも先生の
「今はなんの時間?」
のオープンクエスチョンに
「お座りする時間」
と答えられる知性がある。だから余計大変だと感じてしまったんです。
一方でうちの子も含めて「内向型」というか大人しくて椅子を立つこともないけどお話もできないタイプは発達検査ではおそらく重度よりで判定されることが多いのではないかと思います。
そう考えるとこのクラスに関していえば軽度の子より重度の子の方が育てやすいのではないかと感じました。
もちろん育児の大変さは一概にはいえないのは重々承知しています。
意思疎通ができない寂しさを感じることもあるだろうし、歩行が困難な場合は抱っこすることが多いから親も体力的にしんどかったりするでしょう。
それに比べて軽度の子は会話が成り立つ場合がほとんどだから恵まれていると言えるかもしれません。
でもうちの子もそうですが、わかっている上でずっといたずらを続けられたりする苛立ちは、わからない時にやられてる時よりずっと大きいです。
結局いつも同じ結論になってしまいますが、「みんな大変」だってことですよね…。
子供の障害の重さによって親の大変さが変わるのはあるけど、親の「子供の障害に対する受け止め方」がもしかしたら一番大きいかもしれない。
うちの療育園で一番軽度だと思われる子の親御さんは療育園の行事にほとんど参加されているのを見たことがない。一度お母さんとお話しさせていただいたときに「よくそんなに前向きでいられますね」って言われたことがあるから彼女はもしかしたらまだお子さんを受け入れられていないのかもしれない。
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