生育歴

とにかく現実を見たくなくて【発達障害児育児】

生育歴

2015年生まれ(年長)で中度知的障害(IQ39→2021.9診断)を伴う自閉スペクトラム症の娘の日常、あとは母のダイエットや愚痴、就学についてなど色々書いています。

 

娘が幼稚園年少だったときはそれはもう荒んだ精神状態だった

 

 

娘を迎えにいき、そのまま二人でゲームセンターのお菓子すくいに夢中になっていた話は書いたことあると思うけど

 

 

 

 

 

とにかく明日になったら娘が話さないかな、普通になってないかなってことばかり考えていました。

 

 

ママ友でおそらく娘の発達状態を気にしてくださったお母さんがいて、わざわざ幼稚園に娘を送っていった帰り道に呼び止められて、立ち話をしたことがある。

 

 

内容は

 

 

「○○幼稚園は発達に遅れがある子も預かってくれるらしいよ」

 

 

きっと心配してくれていたのだけど

 

 

貴方達はここ(通っていた幼稚園)には相応しくないと言われた気がしてショックを受けた。

 

 

ママ友と子供の集まりにもよく参加させてもらっていたけど、どんどん周りの子たちと差が開くばかりの娘。

 

 

一回耐えきれなくなって集まってからまだ30分くらいだというのに、

 

 

「ごめん!仕事が入っちゃったあせる

 

 

って娘の手を引き家に帰ってしまったこともあった。

 

 

昼間からワインも飲んでましたね。今考えるとありえない。

 

 

でもワイン飲まないと眠れなかったし、飲むとちょっと明るい気持ちでいられた。

 

 

現実が辛いばかりだったというわけでもない。今と変わらず娘は可愛かったはずなのに全部全部見ないことにして。

 

 

夫に離婚したいとも告げていました。

 

 

だから療育園や児童発達支援の保護者の名前は全部夫にしていた。

 

 

娘は夫に育ててもらい、私は一人で生きていく、新しい家庭を築くこともあるかもしれない。

 

 

それこそ現実を見ていなかった。

娘と離れて暮らすことなんてできないのに。

 

 

療育園に入園して、娘を定型児と比べることがなくなったのは良かったと思う。

たとえ小学校に通うのがその選択のせいで難しくなったとしても。

 

 

小学校に入学しても我が子と他の子を比べることはきっともうないはずだ。

 

 

 

 

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