入学式後半のエピソードを記憶に残っている限り書いていきたいと思います。
入学式開始
体育館に入り好きな席に座るように言われ、どうせなら真ん中あたりに挑戦しようか、と思いつつやはりここは一番後ろに…。
相変わらずちゃおちゅ〜るの歌を歌ったり、教科書が入った袋を千歳飴が入っていると勘違いして「金太飴(ちょうだい)〜?」と言ったりしていましたが、周りもガヤガヤしていたので娘が目立っている様子は見られませんでした。
同じクラスの支援級の男の子が1番後ろに座っていると聞いていたので、横目で観察していましたが
「えっこの子支援級?それともこの子ではない?」
と思うレベルには静かでしたし、学年全員で6人いるという支援学級のメンバーは誰?と言うくらい普通の子しか見当たりません。
そうこうしている間に式が始まりました。
「起立、礼」の号令に合わせて動ける子がほとんどなんだよな〜と感心しつつ、娘にも同じ動作を促します。
自分では動けないけど、私が促す状況ならほぼ目立たず行動できたように思います。礼の時に
「れいっ!」
って口に出して言ってたのが若干目だっただろうか。
それにしても娘は思ったより静かだったし、座り続けることができていました! 途中不良みたいになってましたけどね(笑)。
特に大きな声も出すことがなく、式は無事に終了。娘はベストを尽くしたと思います。
写真撮影でやはり他の子との違いが際立つ
式が終わるとすぐに写真撮影ということで、親はそのまま椅子に座って待っていることになりました。
娘はサポートの先生がついてくれていたのもありみんなについて行っています。その様子を見ていると娘が1人立ちしたような気分になり、一瞬感動しましたが…
先生が他の生徒を見ている隙にクルリとこちらを振り向きダッシュで戻ってきた(笑)。
「ちゃんと見ててくださいよ〜」
なんてちょっと思ったけど(モンペ気質ですが頭の中で思うだけです)、小学校ではそもそもここまでサポートが必要な子が来るとは想定していないのかもしれない。ついてくださるだけで感謝ですね。
写真撮影の様子は最初は見ていなかったのですが、長引いている様子が気になって自分の席を離れて見に行くと、やはり娘が脚を揃えられなかったり、じっとできなかったりしていたみたい。
素直に他の子とご家族に申し訳ないなあと思いました。普通級の写真にはいなくてもよかったのではないかとも少しだけ思った。
私が写真スタジオの店員さんのように娘の姿勢維持や表情をもう少し積極的にサポートすればよかったのかもしれない。
親子離れて説明会に参加
娘は支援級の先生に連れられて交流級の教室に向かいます。最初は離れ離れになり泣いたりしないだろうか心配しましたが、後の方は親が見てないところで何が起こってもまあいいか、くらいの気持ちでいましたね。
親だけが参加する説明会が始まる前に同じクラスの支援学級の男の子のお母さんが声をかけてくださいました。
「クラスに支援学級のお子さんがいると思っていなかったので心強いです。よろしくお願いいたします」
なんか友達できるかなあ、と不安だったりしましたがいい人そうだし、早速色々お話しできて嬉しかったです。
このお母さんのお子さんは入学式の際に隣に座っていた男の子です。保育園に通っていたそうなのですがお友達と喧嘩してしまったり、登園拒否になったり色々大変だったらしい。
けど知的には全く問題なさそうなお子さんだったので、なんとなくうちの子が療育園出身ということをその場で言えなかった。
今度の懇談会とかで言おうとは思っているのですが、娘の知的障害が重いことがわかったら(むしろ写真撮影の段階でバレバレだった気もします)こちらに対する対応が変わって来る親御さんとかいるのかなあ…。
楽しくお話しを楽しんだ後、説明会。本日の配布物の確認や来週の持ち物などの話だけでおしまいでした。
説明会が終わると娘は先生に付き添われて、両手にぬいぐるみを持ってこちらに向かってきました。普通の1年生ではないけどやっぱり無邪気な娘は可愛い。
私「ありがとうございました。泣いたりしませんでしたか?」
先生「いえいえ、全然大丈夫でしたよ。ただ椅子にじっと座っているのが難しかったので校内をお散歩したりしていました。さっき階段を踏み外しそうになったところがありましたが…」
私「そうですか〜すみません…」
この階段のくだりはただの報告だったのかなあ。早速「階段の上り下りが難しい子だから小学校やめてもらおう」とか思われていないだろうかと不安になる。娘が階段を踏み外しそうになるとか滅多になさそうだけどな〜。
ごめんなさい。もう少し続きます。
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