泣くつもりはなかったのに号泣してしまった療育園のお別れ会について書いていきます。この前卒園式がありましたが、卒園証書授与式という意味合いが強い卒園式に比べて、卒園生のお母さんや先生がたの一言があったお別れ会は本当の「卒園」という感じがしました。
母親からの一言で予想外に号泣してしまった
卒園式は卒園生11名のうち10名、10家族が参加しました。あとは在園生と在園生のお母さん方もいらっしゃったのでこのご時世としてはまあまあ人が集まっていたイベントかもしれない。
卒園生とその母親はホールで半円を描いて椅子に座り、在園生はホールの外のテレビに映った様子を鑑賞という様式でした。
園長先生からの言葉。普段関わりはありませんでしたが、行事などではサンタさんに扮してくださったりしました。感謝はしつつ、流石にうるっとはこなかった。
問題はこの後、卒園生の母親からの一言のコーナー。一人目のお母さんが手紙を読んでいて「一言って結構長いんだな〜」と少し焦りました。でも話す言葉は溢れて来そうだったから不安はなかった。二人目のお子さんのお父さんは「今朝妻からこのような機会があることを聞きまして…」と付け加えてはいたけれど見事なスピーチでした。
次が私の番、私も前のお父さんと同じような流れのスピーチにしようと思いました。
「長く話してしまうと泣いてしまいそうなので短くまとめてお話ししたいと思います」
以下が大体こういうことを話したという内容です
「娘は年中から2年間お世話になりました。本当にありがとうございます。
娘は幼稚園では教室の入り口のマットのところで座り込んでしまっているような女の子でした。
(この段階でもう泣いていました(笑)
そのような状態でしたので当時は育児に全く希望を持つことができませんでした。
〇〇園(療育園)に入園して一番嬉しかったことが、
砂場で気兼ねなく遊べたことです。
周りに気を使うことなく過ごせたこの環境が本当に嬉しかったですし、感謝しています。本当にありがとうございます。
〇〇園に通って学んだことはどの子も可愛くて、少しずつでも誰もが成長していく、ということです。
最初はベタッと砂場に座り込むことしかできなかった娘ですが、いまではしゃがんで遊ぶことができました。
今では小学校に行ってからでもきっと娘は成長していけるだろう、と
育児に希望を感じています。
そう思えたのは〇〇園で過ごした2年間があったからです。本当に2年間ありがとうございました!」
このようなことを大号泣しながら話しました(笑)。泣くつもりはなかったので持ってきていなかったのですが、号泣している私を見かねて隣のママさんがティッシュを渡してくださいました。
恥ずかしかったけど言いたいことは言えたのでいい思い出になりました(笑)
娘たちの様子
卒園式でも書きましたが、一人普通級にも行けるんじゃないかと思うくらいお話が上手な男の子がいるのですが、号泣していた私のスピーチ後に
「感動と愛情でいっぱいだね!」
とナイスなコメントをしてくれました(笑)。そしてその子だけは途中「寂しくなってきた…」と泣いている?泣きまねをしている?シーンがありましたね。「寂しいって思えるのってすごいよな〜」と感感心しました。
今年度の卒園生はお別れ会に参加した10名は結構大人しく椅子に座れているメンバーばかりですごいなあと感じましたね。その中でも娘が一番大人しくできていたのではないかと思っています(親バカ)。娘は多動もあまり見られるタイプではないと感じました。
11名中6名が特別支援学級、5名が特別支援学校という進路だったようです。6名のうちやっぱり娘が1番「無理やり」感はあるかなあと思います(笑)。
昨日も思いましたがやはり娘は療育園では話さない…。先生に「りんご おかわり ちょうだい」とかそんな時だけ話していました。同年代のお友達とのやり取りは皆無。
昨日の状態を見るとやっぱり娘は特別支援学校に行くべき子なのかもしれない。
でもひらがなも数字も読めるし、書ける。学習意欲が高く一度覚えたことは忘れず時には応用もできる。癇癪パニックともにあまり見られず、こだわりも強くない。あとは家であれば4、5文のやりとりも出てきている。そういう状況を踏まえるとやっぱり一度は特別支援学級にチャレンジするのも娘にとっていいことなのではないかと親としては感じています。
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