こんにちは!
働いている福祉法人の施設長のお話を聞いてきました。
詳しい内容は書かないのだけど
ノーマライゼーションを理念に掲げている法人で働けることをすごく嬉しく感じました。
ノーマライゼーションとは
「障害の有無や年齢、社会的マイノリティなどに関係なく生活や権利が保障された環境を作っていく」という考え方を示す言葉。
ekaigo withより
です。
障害を持っていても「普通に」生活する。
簡単な言葉ですが実現は難しいですよね
ですが目指していくことに価値があると感じます。
私は娘が障害者だと分かったとき
「普通に近づけて行こう」と思っていましたし、今も「普通」が目標ではあります。そうなることが一番娘の将来的な生きやすさに繋がると感じるからです。
一方で目指すべきだと思ったのが娘が普通に近づくのではなく、娘が娘のまま安心して暮らしていける社会です。
障害を持っている人が普通に地域に暮らしている社会になれば娘の将来的な生きづらさも軽減されていくのではないかと感じます。
とは言え今私が個人的にやっていることと言ったら娘が「普通に」地域の小学校に通うことくらいなんですけどね。
それだって別に社会を変えたいからやっている行動ではないのですが、もしかしたら娘という前例を作ることで同じ地域の障害を持ったお子さんが地域の小学校に通いやすくなるのではないか?と妄想したりはします。
娘が普通にこの社会で暮らしていけるような世の中にしたい。
それが私の漠然とした目標なのだと考えると、
障害者の地域共生を目指す法人で働いていることは自分や娘にとってすごく価値のあることのように感じています。
入所施設の待機人数についても話題に上がりましたが、
入所施設ではなくグループホームに重度の方々も移行していく社会に今後はなっていくようですね。
厚生労働省は6日、障害者総合支援法に基づくグループホーム(GH)について、世話人の配置が手厚い「重度対応型」を新設する考えを明らかにした。入居者が高齢化・重度化していることに対応するが、どのような人が入居するかは今後詰める。一方、軽度者についてはできるだけアパートなどでの一人暮らしを促す観点から、GHの報酬を低く設定することも視野に入れる。軽度者のGH入居をめぐっては関連団体の間でも意見が分かれている。
2017.9 福祉新聞より
そうなったときに逆に軽度の方は自宅で暮らしたり、一人暮らししたりすることになるかもしれないらしく…
(娘の障害度合いを含めて)改めて将来のことはそのときになってみないとわからないと感じたのでした。