2015年生まれ(年長)で中度知的障害(IQ39→2021.9診断)を伴う自閉スペクトラム症の娘の日常、あとは母のダイエットや愚痴、就学についてなど色々書いています。
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この街での最後の晩餐にパスタを食べにいきました。
娘は小さい時はボーっとしているだけのタイプで2人でも外食できましたし、
成長してもたまに声を上げるなどの目立つ行動はありましたが、外食はできる状態でした。
かなり辛い状況に陥る時もありましたけどね
障害児育児あるあるだし、なんなら我が家は大したことないと思う方が多いと思う
今日はお店に行く途中に後ろ向きに歩いている1、2歳くらいの男の子を見て、「この子よりは精神年齢上かなあ」とか考えていた。
店内はサイゼよりももう少し落ち着いた感じで会話内容が注意すれば聞こえるレベル。
パスタが提供された。
娘はガラスに入ったジュースをこぼすこともなく、自分でふーふーしながらパスタを食べていた。
注意するのは「左手をたまに使ってパスタを食べてしまうこと」、「スプーン、フォークの持ち方」くらいで…
いよいよ礼儀作法を気にできるレベルに来たのだな、と感動してしまう
ここまですごい順調に来ていたのだけど
娘が突然爆笑しだした
何か面白いことがあるならいいけど、そうではなく…
周囲の人がどう思うかはわからなかったけど、やはりそれは異様で。
やっぱりまだ普通にはなれないのかと少しだけむなしく思いました
帰りの道でもテンションが上がった娘は
キャッキャッキャッキャッ
笑いながら暴れていて…
夜だから周りに人はいないし、誰も振り返ってみたりしないけど
夫が
「犬が8回くらいひまりを見ていたよ振り返りながら」
笑いながら言った。言わなきゃ私は「人間は見て見ぬ振りができる」ことに気づいてなかったのに。
なんだか腹が立って
「それほど異質な存在だったんだろうね」
と返した。
でもこういう嫌味?は夫には伝わらないんだよな〜。
夫婦ともに娘が障害者と思われるのはもうあまり気にしていないので傷つくほどのエピソードではないのですが、
娘が普通に近づけば近づくほど、普通にはなれないってこれからも実感していくのだと思う。