大変だった夜のお散歩

 

15時まで仕事して、17時まで娘の面倒見て、夕飯作って…

 

 

そのあとに

 

 

ゲームセンター行こうか

 

と夫が言い出した。

 

 

異常なほど空気が読めないと思う。断らなかった私も悪かった。

 

 

娘が1年ぶりくらいに自転車で行く気になったみたい。

 

 

一漕ぎ目で前に進めなかったことで爆発。

 

 

あまりにも大きな声でマンションのエントランスで泣く。

 

 

とっさに叩いてしまう。

 

 

なんで泣き止むんだろう。とか思った。

（障害が原因で泣いているのなら叩いても泣き止まない気がして）

 

 

「もう疲れた」

 

 

と言ったのだけど夫は帰る気配がないし、娘が手を握ってくるのでみんなで歩いていくことに。

 

 

娘は

 

 

「ダッシュするのー」

 

 

と言って夫と私の間に入り、3人で手を繋いで走る。

 

 

夜の道は比較的散歩しやすいから好きなんだけど

 

 

娘がゆっくり前方から走ってきたバスにノールックでタッチしたりするから気が休まらない。

 

 

体力がついてきたのはすごく良いことだけど、これからまた困りごとが増えそうだとも思う。

 

 

ゲームセンターに着くと、なんと休業中。

 

 

「トイレ行くのー」

 

 

娘はいうけど中に入れない。急いで近隣のコンビニに向かう。

 

 

「ひまりちゃん、すぐ近くにコンビニのトイレあるから行くね！我慢できる？」

 

 

「がまんできる」

 

 

少しホッとしながら、急足でコンビニに到着。早速トイレをお借りする。

 

 

今日初めて自分からトイレに行き、うんちができた。夕飯時に途中で席を立ちトイレに行けたのも初めてだ。

 

 

そしていま外出先でも「トイレに行きたい」と知らせて、我慢して、一人で排泄できている。やっとここまできたかーとジーンとした直後に

 

 

陳列されたお菓子をむやみやたら触ったり、店内で走ったりでやっぱりずっと幸せな気分ではいられない。

 

 

それでも私の指をギュッとつかんでくれる手が愛しい気持ちはきっとずっと変わらない。

 

 

お菓子は15分くらい悩んだ？

 

 

もう一度トイレをお借りするくらい長い時間コンビニにいて選んだのはガリガリくんの梨笑

 

 

帰り道の公園の遊具にテープが貼られていてブランコに乗れなかったけど、そういうことにはあまり癇癪を起こさないのは助かる。

 

 

娘「レストランいくのー」

 

 

夫「明日の夜行こう」

 

 

私「ひまり、なんのレストランいきたいの？」

 

 

娘「ミッフィーのレストラン！」

 

 

ミッフィーのカトラリーを使っているパスタ屋さんだ。

 

 

夫「何食べるの？」

 

 

娘「トマトのパスタ」

 

 

コレだけ話せればもう結構十分育ったなという気分になる。

 

 

大変な一日でしたが、たまには夜のお散歩も楽しかったかな。

 

 

…いや、人の疲れ具合を考えてくれない夫にはやっぱり腹が立つ笑